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オリンピックとコマーシャリズム

北京では、サマランチIOC会長が「シティー・オブ・ベイジン(北京)」と北京オリンピック開催を宣言して以来、国を挙げてオリンピックへ向けた大きな動きが見られますが、中国政府にとってはその経済波及の効果や国民的求心力、国際的地位の向上、スポーツ強化の点などで大きな意義があります。それと同時に、IOCにとっても世界最大のマーケットへの本格的な参入を開始したことで、今後は様々なスポーツや文化的なイベントなど、大きな経済効果の見込まれるイベントが中国大陸に進出していく足がかりを作ったことになります。

最近では、日本でも「オリンピック」と「コマーシャリズム」の結びつきについては随分と好意的な見方をする人が増えましたが、アメリカなどでは今は「コマーシャリズム」は「オリンピック」と切り離して考えることは考えられず、その結びつきに対しては大きく評価されるものだという認識が強いです。それが顕著に表れたのが、今度の北京オリンピックではいくつかの競技の決勝が午前中に行われることになったということです。オリンピックの決勝は、従来は午後に行われるのが通例でしたが、北京オリンピックでは競泳の全種目や体操の団体総合、個人総合の決勝が北京時間の午前中に行われることになりました。

これは、アメリカ向けの放送独占権を持つNBCテレビが、人気競技をアメリカのゴールデンタイムになる時間帯に実施するよう要求したからだと言われています。北京オリンピックの運営費の半分近くの9億ドルを、テレビ放送権料として支払っている同局の要求が、そのまま通ってしまったということで、このあたりはコマーシャリズムなくしてオリンピック開催もありえなくなってきたということでしょうね。これについては批判的な意見があるようですが、盛大なオリンピックを開催出来るのは、スポンサーになってくれる企業や巨額の放映権を購入してくれるところがあってこそだ、という見方もできますね。

北京オリンピック開催まで

北京でオリンピックを開催することが決まるまでの流れ、開催決定の様子、「オリンピック」と「コマーシャリズム」の結びつきや、オリンピックへ向けた北京のマナー向上運動など中国国内で気運の高まりやインフラの整備状況などについて紹介しています。

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